- ホーム >>
- 選挙ポスター貼り付けのお困りごと
せっかく貼った選挙ポスターも、基本的に設置場所は屋外になるため「剥がれる」というリスクが常に付きまといます。目立つ場所にはできるだけ貼っておきたいところですが、選挙ポスターは「絶対に剥がれないように貼る」ということが前提条件です。剥がれないような場所と貼り方を考えましょう。
屋外に貼られた選挙ポスターには、剥がれる危険性が常に付きまといます。原因として挙げられることはさまざまですが、以下のようなものには特に注意が必要です。
- ◆水滴
- 主に雨ですが、壁とポスターの間に水滴が入り込むと剥がれやすくなります。
- ◆虫
- 特にダンゴムシがポスターの隙間に入り込みやすく、剥がれの原因となります。 こうした原因による剥がれを防ぐためには、隙間が発生しないくらいピッタリと貼り付けなければなりません。
「 ポスターの貼り方を考える 」でもご紹介しますが、比較的ポスターが貼りやすい場所としてブロック塀が挙げられます。しかし、しっかり貼り付けるために両面テープをたくさん使用すると、時間の経過とともにテープが縮小してポスターが引っ張られ、剥がれの原因になるのです。貼りやすい場所であっても、剥がれを考慮して工夫しなければなりません。
選挙ポスターを貼り出す際には、「ポスターの貼り方を考える」「ポスター最大の悩み「剥がれ」について」にも記述した通り、両面テープの使用が一般的です。この方法は、選挙期間中ずっと剥がれないようにポスターを固定するには確かに有効なのですが、いくつかの問題点があります。
選挙ポスターは選挙区全体に貼り出すため、その枚数は膨大になります。ポスターを貼る場所を探すだけでも時間がかかり、しっかり固定するために両面テープを貼り付けるとなると大きな手間です。
これが数百枚あると、いくら時間があっても足りません。
両面テープは使用する量に比例してゴミが発生します。それも数百枚ものポスターを貼るために使う量となると…そのゴミの量は推して知るべきでしょう。その処理にも手間がかかり、多くの時間のロスとなります。
上記の問題を解決するために、はじめからのり付けポスターが使用されていることがあります。
しかし、そのポスターにも大きな問題点があるのです。
両面テープを使用して選挙ポスターを貼り付けると、非常に手間がかかる上に発生するゴミの量も膨大です。そんな問題点を解決するために、現在では前もってのりが付けられたタイプのポスターも登場しています。しかし、のり付きポスターには大きな問題点があるのです。
通常の選挙ポスターと比較して、のり付きポスターは非常にコストがかかるという問題があります。ある会社の選挙ポスター作成費用をご紹介します。
枚数 | 通常の選挙ポスター | のり付き選挙ポスター |
---|---|---|
200枚 | ¥35,000 | ¥110,000 |
300枚 | ¥39,000 | ¥140,000 |
500枚 | ¥53,000 | ¥160,000 |
1000枚 | ¥75,000 | ¥190,000 |
※用紙のサイズはA3です 上記の通り、選挙ポスターとして一般的なサイズであるA3で1000枚作成すると、10万円以上もの差が出ます。選挙ポスターは選挙期間前であれば制限なく貼れるため、大量の部数を作成してしまって大きな出費になりがちなのです。
従来の選挙ポスターは、「場所選び」「剥がれやすい」「手間とゴミ」「コスト」といった多くの問題点があります。
これらを解決するのが、当サイトでご紹介している「ワッポン」です。
選挙ポスターは選挙中、貼れる場所に規定があり、どこにでも貼って良いわけではありません。基本的には掲示場ごとに、候補者1人につき1枚だけ貼ることになり、それ以外の場所に貼ることは禁止されています。
ただし、選挙前に関してはこの限りではなく、施設などに許可を受けて貼り出すことができます。その場合、ポスターを貼る場所によっては貼り方を工夫する必要が出てくるのです。
- ●ブロック塀
- 比較的ポスターを貼りやすく、剥がす時にも苦労しません。ただし、しっかりと貼り付けなければ途中で剥がれてしまうことがありますが、固定しようにも画びょうなどが刺さらず、固定に工夫が必要な場合もあります。
- ●トタン
- トタンのようなタイプの壁は、しっかり貼り付けることができる反面、剥がしにくいのが難点です。両面テープを使用する際は、ポスターの四隅とその他数ヶ所に部分的にテープをつけて固定するなど、剥がすことを意識した工夫が必要です。
- ●柵
- 場所によっては壁ではなく柵にポスターを貼ることがあるかと思います。その場合、柵を汚すことがないように気を付けながらポスターを固定するなどといった工夫が必要になります。主にガムテープと両面テープを駆使すると言った、複雑な方法を採用するなどがありますが、1枚あたり10分ほどかかります。
上記のように、ポスターを貼る場所に合わせて工夫しなければならないことがたくさんあります。さらに、選挙ポスターはほんの数枚だけを貼るものではありません。大量の枚数を貼るのに、いちいち手間をかけていたら時間がいくらあっても足りないでしょう。
選挙ポスターは、「貼る」という作業だけでも多大なリスクがあるのです。しかも、ポスターに関連するリスクはこれだけではありません…。
ポスターの剥がれについて